関東は、6月に梅雨明けしましたね。今年は長い夏になりそうです。
さて、今日はダニ対策のアロマのお話です。
高温多湿の夏の時期は、ダニが繁殖しやすく、ダニに刺される被害がでやすといわれます。特に、小さなお子さんは虫刺されから掻き壊して、トビヒになってしまったりしますので、たかがダニ、虫刺されとあなどれないのです。
ダニの繁殖時期は5月から7月
ダニに刺される時期は7月~9月が多い
ダニに囲まれた環境から「ダニのアレルギー」になることがある
この時期のダニ対策が重要だということがわかりますね。
アロマテラピーを試そう!
公益社団法人日本アロマ環境協会によると、アロマテラピーにおいて使用される精油にダニの忌避作用があるかを確認する実験を行い、その結果6種類の精油に忌避作用があることが示唆されました。
具体的には、
「シトロネラ、ペパーミント、ユーカリ、ゼラニウム、レモングラス、ゆずの精油をスプレーした場合に、ダニの侵入数が少なくなった」とのことです。
特に効果がみられたのは「シトロネラ精油」と「ペパーミント精油」です。
生活の木 シトロネラ精油
軽い甘さがあるフレッシュなレモンに似た香り。
虫よけスプレーやクラフト作りに人気。
我が家は、夜寝るときに蚊よけスプレーとしても使っています。
シトロネラと、下に紹介するペパーミントのブレンドがさわやかな香りでおすすめです。
生活の木 ペパーミント精油
精油成分にメントールを含み、強い清涼感の香りは、食品や薬品などさまざまな用途に使用されています。
精油が得られる葉は、ハーブティーとしても利用されます。
エッセンシャルオイルシリーズ人気№7!
【ABC朝日放送『名医とつながる!たけしの家庭の医学』で紹介】
アロマスプレーの作り方はこちらをご参考に。
ハーバルベアのショップのシトロネラ精油とペパーミント精油のスペシャルセットはこちら。
また、一般的な家庭でのダニ対策を下に挙げました。
アロマと合わせて試してみてください。
・室内をこまめに掃除(1畳1分かけて掃除機)
・布団のシーツを洗濯
・布団乾燥機と断熱シートを使用する。
ダニを死滅させるには、50℃かつ20分以上の環境が必要だそうです。そこで、ベッドのマットレスや布団の上下に断熱シートを挟んで布団乾燥機を使用する(1時間)。ダニの死骸や糞がアレルギーの原因になるため、乾燥機をかけ終わったら片面2分以上かけて布団に掃除機をかける。
・ダニ対策の布団やシーツを使う(繊維が細かく、ダニが入り込みにくい構造)
・(ダニ取りシートというものが出ているようです。成分を調べたのですが誘引剤、吸湿性セラミック、香料等としか記載がなく、根拠となる資料を見つけられませんでした)
いかがでしたか?
大切なお子さま、ご家族の健康をまもるために今日から対策をはじめましょう!
補足:本日は室内でのダニの対策のお話でしたが、厚生労働省から、「野外でのダニ対策」について注意喚起があります。野外のダニは感染症を引き起こす事があるため、野外の活動をするときは、
1.肌の露出を少なくする
2.長袖長ズボン、スパッツの着用
3.足を完全に覆う靴
4.明るい色の服(マダニを見つけやすくするため)
が大切。
詳しく知りたい方は、「厚生労働省 ダニ媒介感染症」へ。
2018.7月15日追記
野外でマダニに咬まれた場合
マダニ類の多くは、ヒトや動物に取り付くと、皮膚にしっかりと口器を突き刺し、長時間(数日から、長いものは10日間以上)吸血しますが、咬まれたことに気がつかない場合も多いと言われています。吸血中のマダニに気が付いた際、無理に引き抜こうとするとマダニの一部が皮膚内に残って化膿したり、マダニの体液を逆流させてしまったりするおそれがあるので、医療機関(皮膚科)で処置(マダニの除去、洗浄など)をしてもらってください。また、マダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意をし、発熱等の症状が認められた場合は医療機関で診察を受けて下さい。
詳しくは、厚生労働省ダニ媒介感染症ホームページへ。https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164495.html