先日のキッズアンガーマネジメントの講座で、お部屋にディフューザー(芳香器)をおきました。
ラベンダー、オレンジスイート、ペパーミントのブレンド。
お子さんの好きな香りの組み合わせ➕ペパーミントで集中力アップ!
とても評判が良かったです。
こどももアロマで集中力アップ
日本アロマ環境協会の行った実験によると、オレンジ・スイートの精油の香りを浴びてから計算問題を行った子供は、そうでない子供と比べて計算ミスが減少したそうです。また、アロマを取り入れている企業では、オフィスでアロマを焚いたところ、従業員のタイプミスが減少したとか。このことから、アロマには集中力を向上させることによって、ミスを防ぐ効果があるのだといえます。
今日は、こどもが好きな精油と注意点について書きたいと思います。
こどもに人気の精油ベスト5(ハーバルベア調べ)
1位 |
オレンジスイート |
2位 |
グレープフルーツ |
3位 |
レモン |
4位 |
レモンマートル |
5位 |
ペパーミント |
子供が好きな香りは、基本的に柑橘系。
柑橘ではありませんが、他には
・レモンマートル(かむか○ムレモンの香りがします)
・ペパーミントもなじみのある香りなので、抵抗がないようです。
ハーバルベアのアロマ教室での経験上、それ以外は嫌がる確率が高い。ですから、上に書いた精油をメインに入れます。
柑橘系以外の精油は?
・ラベンダーは、「まあ、混ぜてもいいよ」と、好きでもないけど〜ブレンドの許可が出ます。
・イランイラン、ユーカリグロブルス、サンダルウッドは、コレ好き!という子が時々います。好みが分かれます。
・レモングラス、ユーカリシトリオドラは、虫よけだから!と説明するとなんとかセーフ。
・ティートリーは人気がありません。お役立ち精油なのに残念です。ブレンドしても、微妙な反応。消毒剤のような残り香のせいでしょうか。病院を思い起こさせるのかもしれません。
・そしてフランキンセンス、ベチバーも人気がありません。オトナな香りなんですね。
こどもに精油を使う時の注意点
・3歳未満は、芳香浴のみで、肌に直接つけるトリートメントはできません。小学生までの間は、芳香浴は一日2時間まで。
・3歳以上から小学生までは、トリートメントを行う時は、大人の10分の1から2分の1程度に濃度を薄くします。(大人は1%以下、子どもは0.1%~0.5%の濃度)
・0歳未満は、芳香浴もなるべく短い時間(20分以内、室内にほんのり香る程度)がよい。赤ちゃんは、ママや家族と触れ合うなかで匂いを学習しています。ダイレクトな精油の香りは、赤ちゃんにとって刺激が強ぎるのです。あくまでも、ママがリラックスするためのアロマテラピーとして考えます。
・精油の保管はお子さんの手の届かないところにします。原液の精油は大変濃度が高いので、直接手で触れたり、なめないように注意します。もし触ってしまったら、水でよく洗い流します。
いかがでしたか?精油の好みは、お子さんそれぞれ違いますので、ぜひお店頭で試してみてください。
ハーバルベアのネットSHOPでも扱っています。